「トヤマサステナブルアクション!~海洋ごみ削減に向けた川上から川下への取り組み~」を開催しました。
10月21日(土)、22日(日)に、海洋ごみ問題について知ってもらうため「トヤマサステナブルアクション!~海洋ごみ削減に向けた川上から川下への取り組み~」を開催しました。
環境省の調査によると、富山湾へ漂着したごみ(海洋ごみ)の約8割は陸域で発生し、河川などを通じて海に流出したものであり、私たちの日常生活と密接な関係にあると報告されています。私たち一人ひとりのごみを減らす意識や行動がきれいな海を守ることにつながります。
サステナブルデイキャンプ(川の上流域・中山間地域のイベント/21日開催)
自然を満喫できる立山山麓スキー場極楽坂エリアで、食べられるのに捨てられる食材や地元食材を使ったピザづくりや次世代エネルギーについて学ぶソーラーライトづくり、水素エネルギーロケット体験などができるイベントを開催しました。残念ながらあいにくの雨で一部中止・縮小しての開催となりましたが、親子で楽しみながら環境について学ぶ様子が見られました。
海洋ごみについて考えるフォーラム2023(川の中流域・市街地のイベント/22日開催)
芸能界随一の海洋生物好きとして知られるお笑いコンビ「ココリコ」の田中直樹さんをゲストにお招きし、海洋ごみについて考えるフォーラムを富山国際会議場で開催しました。
最初に小学生ポスターコンクールの受賞者表彰式を行い、最優秀賞2名、優秀賞6名が表彰されました。(受賞作品についてはこちら)
続いて行った田中さんによるゲストトークでは、富山県住みます芸人の伊藤もとひろさんがMCを務め、田中さんから海の生き物の魅力や富山ロケのエピソードなどをお話いただきました。
さらに田中さんには、続いてのパネルディスカッションにも楠井隆史さん(富山県立大学名誉教授)、中川めぐみさん(株式会社ウオー代表)、藤井市長とともにパネリストとして登壇いただき、海洋ごみ問題について「海の生き物が被害を受けていると、自分の友達が苦しんでいるように思えるので、一人ひとりがごみを減らすためにできることを見つけることが大切だと考えます」とご自身の思いを語っていただきました。
クリーンアップアクションin岩瀬浜(川の下流域・海岸のイベント/22日開催)
岩瀬浜で、ごみ拾いとマイクロプラスチック収集体験を行いました。みんなで拾ったごみをブルーシートの上に広げる「見える化調査」では、たくさんのごみの量に驚きと同時に達成感を味わうことができました。
また、ごみ拾い後に行われたレクリエーションでは、空き缶くんとクイズを解きながらマイクロプラスチックが環境に与える影響などについて理解を深めました。
きれいな海を守り、未来へ引き継ぐために、一人ひとり考えて、できることから行動しましょう。
今後もチームとやましでは、環境問題に関する様々なイベントを企画し、地球温暖化に取り組んでいきます。
イベント情報は、市広報やチームとやましホームページ及びFacebookなどで随時お知らせします。